5/11【最近読んだ本】

こんにちは!
まちライブラリー@もりのみやキューズモールスタッフの並河です。

今日は、GWに読んだ本を紹介させていただこうと思います。
その本は、青木真平さん、青木海青子さん・著「彼岸の図書館ーぼくたちの『移住』のかたち」(夕書房)です。
この本は、2015年に神戸から、奈良県東吉野村に移住され、移り住んだ古民家を図書館として開き、「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」を始められた、青木夫妻が書かれた本で、ご夫妻でされているインターネットラジオ「オムライスラジオ」の対談を軸に、ルチャ・リブロとはどんなところで、そこで何をしようとしているのかが書かれています。
この本の中で、「ルチャ・リブロ」にたどりつくには、橋を渡る必要があり、著者は、橋を渡った「ルチャ・リブロ」は、現代の価値観が通用しない彼岸で、その彼岸と現代社会を往復することで、よい意味で自分が心地よく感じるようにコントロールできると実感しているというようなことが書かれていて、そのあと、「『ルチャ・リブロ』は「生命力が高まる場」です。『どうすれば、自分の内にある最高で最良の部分が十分に活動でき、その成長と開花が可能になるのだろうか』と自分に問いかける場こそが、ルチャ・リブロです」(同書・p215引用)と書かれています。
私はこの部分が印象的で、自分でそういう場をつくろうというよりも、自分の生命力が高まる活動をしようすることが大切なのかなと思いました。
他にもいろいろなことが書かれていて、繰り返し読んでみたい一冊で、実際にルチャ・リブロに行ってみたいとも思いました。

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